運動前には静的ストレッチと動的ストレッチのどちらがいいのか
はじめに
皆さんはいつも部活やランニングの前にはどのようなことをしていますか?
多くの人はウオーミングアップをしていると思います。
さて、ウオーミングアップと聞いて何を考えますか?
おそらく、ストレッチを思い浮かべた人がほとんどでしょう。
ストレッチには、静的ストレッチと動的ストレッチがあります。
運動前にはどちらを行うのが良いのでしょうか?
一緒に考えてみましょう!
運動前に効果的なウオーミングアップとはなにか
「体幹温度を上げる」「関節の動きを柔らかくする」「本番に向け体の状態を調整する」「筋肉の柔軟性を上げる」「けがを予防する」などの目的をもって取り組めると
いいでしょう。
?静的ストレッチとは?
静的ストレッチは、筋肉をゆっくりと伸ばし、やわらかくして可動域(動く範囲)を広げることによってその後の練習での怪我を予防するものと言われています。
この静的ストレッチは、運動前に30秒以上行ってしまうとパフォーマンスの低下につながることが分かっています。これは静的ストレッチが行われることによって筋肉に絶え間なく「伸ばされている」という情報を伝達するからです。
筋肉は長時間伸ばされていると、リラックスモードに切り替わってしまいます。そうすると、体を抑制させる刺激が送られ、運動に必要な筋肉の適切な硬さも失われてしまいます。
静的ストレッチは運動前には適しているとは言い難いでしょうか?
例外もあります。筋肉痛を患わせているときです。
静的ストレッチに筋肉痛の予防の期待をするのは難しいでしょう。
ですが、静的ストレッチを行うことで、瞬間的に筋肉を治すことはできませんが、感じる痛みの緩和が期待できます。
もしウオーミングアップの時に筋肉痛の痛みがひどい場合、
静的ストレッチを短時間取り入れることをお勧めします。
?動的ストレッチとは?
動的ストレッチとは、静的ストレッチとは異なり、体を動かして筋肉を刺激
しながら関節の可動域を広げるものです。心拍数や体温を上げることができるので
けがの予防や、多様な動きの実現を可能にします。
腕や肩甲骨を回したり、股関節を伸ばしたり、大きな負荷をなるべくかけないように、動きながらストレッチをします。
運動する前には最適なものなのではないのでしょうか?
結論
静的ストレッチは運動前のウオーミングアップに適しているとは言い難いでしょう…
動的ストレッチをしたほうが運動時によい状態で臨めると思います。
休むのが1番ですがもし体のどこかに異常や痛みを伴っているまま運動しなければいけない場合、静的ストレッチを短時間取り入れて和らげてみてください。
今後、実践編もあげていけたらいいなと思っています。
ぜひ気になった方はそちらもご覧ください。
閲覧していただきありがとうございました。